雑記帖

娘と猫と海外ドラマを愛するOLのブログ

病院選びのこと

偶然にも予定日4日違いの友達が夫の転勤の都合で渋谷区に引っ越すことになり、病院どうしよう〜という話をしていたのでちょっと検索してみたところ、分娩までやっているところがかなり少ないことに驚愕した。レディースクリニックは腐るほどあるのに。やはり産科は割にあわないのだろうか…。

 

妊娠が発覚してまず焦ったのは病院選びだった。

結婚してから「いずれは子どもも〜」とは思っていたけど、結局のところできるまではなんとなく絵空事のようで、どんな病院で産みたいのか。費用はどのくらいまでかけられるか。無痛か自然か。そんなこと特に考えていなかった(多くの人はそうだと思うが)。

 

今の家に引っ越してきてすぐの頃、たまたま家から徒歩2分のところにある総合病院が、無痛(和痛)分娩で有名であることを知り、俄然興味を持って仕事中にググりまくっていた時期があった。

その結果、無痛だと無駄にいきまないので産後の回復が早いこと、リラックスしてお産ができること、一方で無痛で申し込んでも完全無痛ということはあまりなくて、陣痛は当然あるとか、子宮口を広げる為のラミナリア処置っていうやつを無麻酔でやると死ぬほど痛いとか、時期や状態によっては無痛にならないことも結構あるのだとか(しかしお金は無痛料金)、いろんな情報を得た。

↑仕事しろよ……

 

しかし、妊娠発覚前に耳年増になっていたことが少しは役に立ったこともあって、というのも、都内の数少ない無痛分娩可能な病院には、近所のみならず遠方からも患者が訪れるので決定は早い方が吉。妊娠診断で電話をしてみたところ、ここで産みたい場合は、すぐに分娩申し込みをしないと、分娩予約がとれなくなる可能性を伝えられた。なので無痛分娩に興味がある人は、あらかじめそのメリットやリスク、費用などについて調べておけば、妊娠したかな?と思ったらすぐさま、迷う事無くその病院へ妊娠診断に行き、分娩数がいっぱいになってしまう前にスムーズに分娩予約ができるのである!(ドヤ顔)*1

 

…で、結果的に、私が選んだのは近所の個人医院+自然分娩。

 今まで無痛ガーとぐだぐだ書いてきたのだけど、結局焦って予約するほど積極的に無痛にしたい!と決めきれなかったのと(だって陣痛経験した事ない)、無痛にならなかった友達が数人身近にいて、私ももしそうなったらお金が惜しいな…と脳裏をかすめたことと(せこい)、1人目無痛総合病院、2人目個人医院で出産したご近所の知り合いが個人医院をすすめてきたことと(素直に従う)、個人医院のアットホームな雰囲気と、厳しいけど真摯な先生に好感を持ったのと、何より入院時に出るご飯がおいしそうだったこと(結局食い意地)。

 

しかし陣痛および出産の痛みについては未知数で、結局産むときに「無痛にしておけばよかった〜〜〜〜!」と叫んでいるかもしれない。というかそんな気がすごくする。怖い。

 

昔からドッヂボールが嫌いだった。

ボールが当たると痛いし怖いし、あれはスポーツではなく野蛮な遊びであり、即刻撤廃すべきと主張してきた。ボールが当たる事さえあんなに怖れていた(今も怖れている)人間なのに、陣痛の痛みに耐えられるのかまじで心配。

ケセラセラ・・・・・

 

*1:ちなみに、これは無痛などで人気の病院の場合で、大体の病院はそんな焦らなくても13週くらいまで余裕で分娩予約ができると思われる。私が通っている病院は、確実に妊娠確定と言える9週までは予約を受け付けてもらえなかったので。