雑記帖

娘と猫と海外ドラマを愛するOLのブログ

2018年海外ドラマベスト10と、娘2歳3ヶ月

またまた年が明けてもう1ヶ月が経とうというのに去年の海外ドラマの話だよ〜!

というわけで2018年の海外ドラマベスト10!!!(本当は大晦日に書いていたんだよ…)

とはいえ、ベスト10を選ぼうとしてもそもそも11〜2作品くらいしか見てなかったから、私の2018年に見た海外ドラマのほぼすべてという感じ。

 

1:ブルックリン・ナイン-ナイン S1〜4

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一時は打ち切りも危ぶまれたブルックリン・ナイン-ナイン。去年は本当にこのドラマに日々の疲れを癒されていたので、打ち切りのニュースが飛び込んできたときは「ひいっ!」と声をあげたものの、次の日にはFOXからNBCに放送局が変わって継続決定。そんなことあるの?!(NINE-NINE〜!!!←ガッツポーズで)

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YAY〜〜〜〜!

 

ほぼ小学生みたいなくだらないギャグの応酬で構成されるドラマなんだけど、テンポが最高にいいし、ギャグがキャラクター造形としっかり結びついていて全然おしつけがましくなく常に微笑ましさが伴う。それってありそうでなかなかない気がする。アンディムバーグはかわいいし、はあ〜大好き。むちゃくちゃやっているように見えて配慮すべきところにはしっかり配慮があるのも現代のドラマ。ジェイクとエイミーの恋模様には、これまた小中学生みたいなピュアさがあって、キュンキュンさせられてやばかった!(語彙)

 

2:マーベラス・ミセス・メイゼル S2

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待望のS2。今シーズンは、よりフェミニズム色が強まってグッとくるシーンが多かった。男芸人に啖呵を切るシーンは最高。1958年が舞台だっていうのに、現代の日本にもまだまだ通じる部分があってさあ…もうね。

前シーズンはダメ男!という感じだったジョールにも見せ場がつくられていたのもよかった。きちんと彼女の知性と才能を認めリスペクトしているがゆえに向き合えない男(ジョール)/そして知性と才能を軽々認めておもしろがってしまう男(ベンジャミン)。どちらも好き…。

衣装やロケ地もセットもますます豪華に素敵になってストーリーが面白いのはもちろん、画面をぼーっと見ているだけで眼福ものなのでした。

 

3:アトランタ 略奪の季節

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娘の寝る時間が日々遅くなっていて、つい一緒に寝落ちすることも増え、夜の自由時間がなくなっていくことにジリジリしていた去年。これもhuluで1話ずつの配信で、それも1ヶ月くらいで消えてしまうので、見逃したエピソードもふたつくらいあり…(しかもいちばん評判のよかった、テディ・パーキンスの回)。このドラマのよさを説明するのが私にはなかなか難しいんだけど、毎回「こんなドラマ見たことない…」という気持ちにさせられるところが本当にすごい。登場人物たち基本的にだるそうで無口だし、説明的なセリフはまったくないのに、人生のむなしさや切なさや愛おしさ、人種問題や社会の格差、人間の虚栄心とか毎回スパッと鋭いナイフで突きつけてくる感じがある。しかもまったく説教くさくない形で。映像もめちゃくちゃかっこいいし、この人たち同年代なんだけど、ほんとなんなんですか?

 

4.レットダウン ママはつらいよ S1

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産後はちょっとげんなりしそうで怖くて見れなかったこのドラマ(自覚なかったけど案外心が疲れてたんだな…)。しばらく横目で見たのち、ようやく冷静に受け取れそうな気がして(大げさ)見てみたらすごくおもしろかったドラマ!ネントレに発狂したり、他の母親が完璧そうに見えたり、育児の負担が母親に偏りがちだったり、物忘れが激しくなって社会から取り残されたように感じたり、尿もれしたり…。オーストラリアのドラマだけどどこの国も変わらない育児の現実があって、共感しかなかった。でも産後すぐに性欲ばっちりどんとこい!って感じだったのは西欧スゲーという感想…。全然話題になってないけど、もっと見られたらよいのに。最後のオチには笑い泣いた。S2あるのかな。

 

5.ユニークライフ S2

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シーズン2はますますケイシーがいい!ケイシーかわいい!!ケイシーもイジーエヴァンもみんなかわいくて苦しい!!!みんな幸せになってほしいのにぐああああ。終わり。

 

もうこのへんからは順位付はあるようなないような…(眠くなってきた)

 

6.オレンジ・イズ・ニュー・ブラック S6

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なんだか救いがなくなっていくシーズンで辛かったなあ。こっちも新キャラキャロルのよさに尽きた。

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丸メガネかわいい

7. THIS IS US

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や〜、めちゃくちゃよかったし、毎回泣いたんだけど、そんなに思い出すことが少ない。なんでだろう。でもとってもよいドラマだったよ。主に通勤中や取材先への移動中にダウンロードしてみてたから、化粧が落ちて落ちて。

 

7.クレイジー・エックス・ガールフレンド

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ギャグの体をとりつつもすごいカウンセリングドラマだと思う。S4どこにいっちゃうんだろう。ナサニエルのすべてと、ポーラの出産母性ソングが最高だった!

 

8.シリコンバレー S5

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安定のおもしろさなんだけどやっぱりアーリックが抜けてしまった物足りなさ。あと、ギャビンがちょっと間抜けすぎない?もっとキレキレの敵として描いてほしかった…。

 

9.グッドプレイス

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S2まではめちゃくちゃ傑作!!と思ったんだけどS3に入ってから現実と死後の世界とのルールが複雑になりすぎてちょっとついていけなくなりつつある。でもジャネットがどんどん魅力的になっているので目が離せない。WIREDでも取り上げられてた!

 

10. Forever 人生の意味

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マスター・オブ・ゼロのクリエイター、アラン・ヤンのコメディ(コメディ?)。こちらもアトランタ同様、おセンスキレッキレの映像と、 静かなテンポと時々挟まれる笑いとで深いところまで引っ張っていく感じ。個人的に大好き!って感じではなかったんだけど、現代に生きてるなら見ておかねばと正座させられるようなドラマだった。

 

以上。は〜気が済んだぞ。

 

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ブログの更新も久しぶりすぎるけど、娘無事2歳3ヶ月。2018年はイヤイヤに始まりイヤイヤに終わるといった感があったけど、ゆるめのイヤイヤ→激しいイヤイヤ期を超えて、ちょっと落ち着いた気もする。おしゃべりもどんどん達者になっておもしろい盛りだ。

 

1歳7〜8ヶ月頃からさまざまな場面で「いらないの〜」とやんわり拒否が始まり、1歳10ヶ月頃にはなんでも「いや」って言う&前触れなく唐突にきれて泣く現象、2歳くらいから「自分で〜!」が始まり、そのあたりが一番激しかった。着替えも自分で、靴も自分で、玄関のドア開けも自分で、階段も自分で、ベビーカーに乗るのも自分で、カチッと金具も自分で…etc。とにかく朝起きて保育園に行くまでの動作ひとつひとつに時間がかかって、こちらもイライラ。5分が待てずについ、手伝ってしまって、地雷爆発、道端で暴れ魚のようになり、結果的に30分遅刻することもあったし…。昔は泣いてもしばらく放っておけば泣き止むor疲れて寝るということもあったけど、今は絶対にそれをやり遂げないと治らない!!!という鋼の意思を感じるし、実際もう一回自分でやらせると気が済んで泣き止む。「急がば回れ」ということわざの意味をこんなにも実感したことはなかったな。お迎えの時には保育園の玄関で立ち尽くし、娘が靴下を履いて靴を履くというのを15分くらい心を無にして見守る。隣に同じく死んだ顔で立つ同じクラスのお母さん。お互いお疲れよ…。

 

そんな感じで散々「自分で〜!」をやりきった結果、最近では急いでいる時は服の着替えもさせてくれるようになったし、だいぶ楽になってきた。どんどん「自分で!」と主張する行為のレベルが上がっていっているので、もう服とか靴はどうでもいいのかもしれない。「まあ自分で履けるけど手伝えば?」みたいな余裕を感じる(笑)。まだまだ地雷を踏むこともあるけど、親も待てるようになり、娘も言葉で意思を伝えられるようになり、お互いに少しずつ成長していっているよ!