私はフド中
世間は清原逮捕で賑わっている。そんな中私は食べ物をむさぼりつつ薬物中毒の辛さに思いをはせている。そう、私は食べつわりまっさかり。常にフド(aka食べ物)を摂取していないとダウナー状態に突入している妊娠9週。
友人たちの話を聞いていて、吐くつわりやだな…つらそうだな…(昔から吐くのがとても苦手でなるべく我慢してきたほどだった。酒も体質的にあまり量を飲めないのでまず吐くまで飲んだことがない)と思っていたから、自分は食べつわりであると分かってほっとしたのもつかの間、これはこれでわりと辛い。
朝、目覚めた瞬間からフド切れ。すでに気持ち悪い。
なんとかベッドから這い出し、水を飲んで、フド=リンゴ(剥くの面倒だが皮が気持ち悪くてたべられない)やみかんなどをうぐうぐと詰め込んで少し楽になる。
ちなみにパンは試してみたところ途中で気持ち悪くなって嫌になってしまった。
午前中は気持ち悪いさと戦いつつ、家からタッパーにつめてきたフド(リンゴ)を数分おきにしゃりしゃりしつつ、ほぼ、ぼーっとして終わる。ちなみに今つくっている本の校了は3週間後。はたして可能なのか……。
12時になった瞬間立ち上がってランチに行く。頭の中はとにかく「フド(昼飯)!」。
唐揚げ定食などをがっつり食べ、一瞬元気になる。
午後は比較的元気になって猛然と遅れを取り戻すが、15時ころにフド切れ。再びグロッキーに。しかしその頃にはもう手持ちのフドがない(午前に食べ過ぎた)。
おなかが減っても食べたいものがないのがこのフド中のつらいところなのだが、とりあえず安価でさっぱり風味のフド(ドライパイナップルなど)を売人akaコンビニから売ってもらいグロッキー状態をしのぐ。
家で夫とごはんをつくって一緒に食べるという家庭調和のための習慣をすっかりあきらめ、18時になったら速攻外食にてフド摂取。主に食べていたのは中華。
そうするとまた少し元気になるので、調子にのって働く。気付くと22時や23時などになっており、こんなに働いておなかの子は大丈夫なのか心配になりながら帰宅。
帰宅する頃にはすでにフドが切れて気持ち悪いのだが、そこはもう無視して水飲んで寝る。これまで寝る前の習慣だった海外ドラマ1話鑑賞も,まったく気が進まない。せっかくもうすぐジャド・アパトーの最新作「Love」がnetflixで配信されるというのにそれを見られる自信もない。なんせとにかく眠いので。
そして朝になってまた気持ち悪さで目がさめるのであるよ。
料理も家事もまったくできる気がしないので夫に丸投げ。
それでも、のんびりできる土日より働いている平日の方が気がまぎれて楽なのは不思議だ。
愛用食べ物
・リンゴ(食べ過ぎて途中から嫌になってしまった)
・いちご
・ドライパイナップル
・会社の近くに週1くるカレー(ココナッツベースのカレーに唐揚げ、トマト、揚げたタマネギ、ほうれん草、コーン)。これが食べたくて午前中具合悪くて休んでいた日も午後から出勤したことがある…
・ケチャップ
・ソース
食べられなくなったもの
・食パン
・白いごはん(味が濃いものをかければ可)
・滋味深い味噌汁
・ブロッコリー(初期に葉酸を取らねばと食べたところおえっとなりそれからもそもそとした食感を受け付けなくなった)
特に食べたくなくなったもの
・甘いもの全般(これまで15時のおやつと寝る前のアイスが習慣だったのに全然いらなくなってしまった。もちろん食べられないわけではないが)