雑記帖

娘と猫と海外ドラマを愛するOLのブログ

赤子のパスポート取得

①証明写真を撮る

赤子といえど海外旅行にパスポートは必須。ということで、まずは証明写真を自宅で撮ります。

ベッドや床などに白い布を敷き、赤子を寝かせて真上から何枚も撮るのが一番楽&成功率が高い気がします。影が出るとNGということだったので、なるべく光がフラットな薄曇りの日に撮りました。うまくいったと思いつつもちょっと不安もあったので、念には念をで、結局photoshopで切り抜きました。薄毛の娘なので切り取りやすかった…。

撮った写真は、証明写真用のアプリに取り込んで、規定の大きさに整えます。顔の大きさや余白の量など細かく規定があるのでこういうアプリで合わせるのが断然楽です。私は「履歴書カメラ」というアプリを使いました。

あとはコンビニ(セブンorファミマ)のプリントアプリに取り込んで、データを転送、プリントするだけです。たしか60円くらいで印刷可。証明写真より確実で安いのでおすすめです。

必要書類については不確定情報を書いてもいけないので割愛。

 

②パスポートを申請する

申請は代理人(親)でもよいそうなのですが、預けられる人がいなかったので、面倒ですが赤子を連れて新宿のパスポートセンターに向かいました。ホームページで混雑状況を確認して、比較的すいているという月曜午前(とはいえラッシュを避けたので10時半頃)を狙いましたが、春休みだからか結構混んでました。1時間は並んだかな。月齢と体力にもよりますが、断然抱っこ紐よりもベビーカーで行くが吉です。ベビーカーだとルートによっては遠回りになったりはするけれど(私は毎度都庁に迷い込んでしまい警備員さんに連れて行ってもらうはめに…)、施設内も、最寄りの駅(都庁前、西新宿、新宿いずれも)にもエレベータールートはあります。しかし、肝心のパスポートセンター直結の大江戸線出口にはエレベーターがないので注意(ちょっと離れた出口にはありますが)。子連れになると本当にエレベーターのありがたさが身にしみる。。。

必要書類を提出したら、番号札を渡されて30分ほど待ち時間があるので(混み具合にもよるかも)、すぐそばにある「赤ちゃんふらっと」で授乳+オムツ替えができます。ここが広々してて、設備充実、空いていてすごくよかった!自分の順番があとどのくらいか、ちらっと覗きにいけるような近さにあるのもとてもありがたい。

順番が来たら、内容確認と赤子の顔確認があって提出完了。

 

③パスポートを取りに行く

申請から1週間でパスポートが発行されますが、これは本人連れが必須。ベビーカーでテクテク行きます。受け取り窓口は、時期にもよるのかもしれませんが、大して待ちませんでした。お金を払って、赤子の顔確認して(ここで寝ていると起こさなければならない)、さくっと受け取り完了。ゆったりベビールームで授乳やオムツ替えをして帰ります。

 

ちなみにパスポートは5年有効。日々ものすごいスピードで変化を続けるこの生き物のパスポートが5年も同じでいいのかという気がすごくする…。

 

 

娘6ヶ月

f:id:ikinoco:20170403210909j:image

5ヶ月になって離乳食を始めたり、保育園も決まってほっとしてたり、夫が会社を辞めて独立したりと、なんだかんだ忙しくしてたら6ヶ月になってた。ぽかーん。生まれたての頃、まぶしく見えていた生後6ヶ月の赤子になっただなんて。なんだか私の中ではまだ生まれたてほやほやのような気がしているのに。

そしてぽかーんとしたまま年度始め早々、台湾に来ている。

赤子連れなのであまりアクティブには活動できないけれど、気候も穏やかで、おいしいもの食べてのんびりしてとりあえず最高です。

赤子連れの旅についてはまた改めてまとめたいところ(といってなかなか書けないパターンですが)。

娘5ヶ月

f:id:ikinoco:20170317001300j:image

なんだかばたばたとしているうちに娘5ヶ月(そしてあと少しで6ヶ月)。

首はすっかり座り、周りを見渡す人生の楽しさに目覚めたようで、横抱きも寝かされているのも嫌!という感じ。縦抱きで歩き回れと要求する。背筋も強くなったし、少し前に寝返りもできるようになって、ちょっと目を離すとその隙にソファの下に体が入りかけていたりして油断ならない。人見知りが始まったり、夜泣きの気配(げんなり…)が出てきたりと、また新たな形態へとアップデートされしつつあるのをひしひしと感じる。

2月の半ばに、数年前に連載を担当していた若者たちに飲みに誘われた。そもそも産後は飲みに誘われることなどぱたりとなくなっていたから、その遠慮のない誘いが、ものすごく新鮮だった(若さが眩しい…)。半分社交辞令で「いいですねー、そのうちに」と答えたらあれよあれよと日程が提示されて、えっまじで、じゃあほんとに行こうか、と産後初めて飲みに出かけることになった。娘は20時に寝たら早くても1時、遅ければ6時までは目を覚まさないので(万が一起きた時は夫に寝かしつけてもらう算段)寝かせる時間を1時間早め、かつ、私の自宅近くで開催してもらえば19時半には飲み会を開始できると踏んで、実際、それはそれはうまくいったのだった。私は4時間たっぷり楽しく飲んで喋って帰宅しても娘はぐっすり5時まで寝続けた。わーい、これで夜遊びの可能性が開けたぞ!!という母の浮かれ気分が伝わったのか、さっそくOSがアップデート、その数日後から夜泣きがスタートしたのだった。。。仕様に慣れたと思った私が甘かったよ。

 

とはいえ、3ヶ月まではやたらと長く永遠のように感じた日々も、4ヶ月あたりからはなんだかものすごいスピードで過ぎ去って行く感じかする。子育てに少し慣れてきたというのもあるけれど、おそらく体力もホルモンバランスも戻ってきたのが大きいのではなかろうか。なんだか今振り返ると産後の3ヶ月はしょっちゅうメソメソしていたように思う。それに比べると最近はだいぶ陽気だ。ケラケラと笑う娘の顔が見たいばかりに、家の中で踊ったり歌ったりクルクル回ったり。とても人様には見せられない体たらくなのだけれど、娘とふたりでゲラゲラ笑っている時、ふと冷静に俯瞰して、この幸せな瞬間を忘れないでいたいなあと思うのだった(乙女チックモード発動)。

 

妊娠中から、散々悩まされた保育園も自宅からほど近い認証園になんとか決まった。これについては別途書きたいことが多々あるのだけれど、ひとまずはほっと胸を撫で下ろしている。

しかしこれで復帰までのカウントダウンが始まるわけだ…!!ひたすら赤子の生存を中心に生活してきたのでなんだか頭がバカになってしまって仕事をできる気がまったくしないのだが。

 

写真はまだ夜泣きが始まる前、娘が寝静まってからせっせとつくったスタイや巾着。最近は寝不足でなかなかやる気が起きない。儚いブームであったことよ……。

刺繍は樋口愉美子さんの本を買ってチクチクしていたんだけど、下絵さえきちんとうつせば(ここをめんどくさがって見よう見まねで書くとやはりダサくなる)思いの外簡単で楽しかった。また時間ができたらゆっくり刺繍したいな。いつの日になることやらだけれど。

 

 f:id:ikinoco:20170317001050j:image

楽しい裁縫

f:id:ikinoco:20170220200245j:image

 

4ヶ月になったあたりから、娘のよだれが激増し、スタイがいくらあっても足りない状態に。とりあえずガーゼを多用していたのだが、帰省の際、常にガーゼを首元にぶら下げているのがかわいくない…と母に突っ込まれた。しかし、市販のスタイは柄物ばかりな上にベビー服も柄物ばかりで目がチカチカする、無地の布を買ってきて自分で縫えばいいのかなあとぽろっと言ったところ、翌日にはさっそくクラフトショップに連行されたのだけれど(母超乗り気)、まず布選びが……楽しすぎて驚く!!ロードサイドの小さなクラフトショップなので、大した品揃えではないけど、表地はこれ、裏地はこれ、ボタンはこれ、と嬉々として選んで、帰省の間中、子守を祖母や母や弟に押し付けて、スタンダードなスタイ、雲形、ドーナツ型など、次々と縫い続けた。裁縫なんて中学生ぶりだし、産休中、夫に「暇なら裁縫でもしたら?」と言われた時にゃ、キャラじゃないよお前さんと一蹴したものだけど、こんなに楽しいものだったなんて。。。たぶん、自分の思い通りにデザインが選べるのと、単純な反復作業、実用的なものが出来上がる達成感が、今の状況に合っているんだと思う。かわいいものは買うとばかにならないし。裁縫が得意な祖母にも褒められて、おだてられればどこまでも木に登る私は、無心で縫い続け、果てには刺繍まで手を出した。楽しいよ刺繍。

「保育園の入園グッズは手づくりのみ可」など、他人に手づくりを強制されたり、それで愛情の有無を測られるのはまっぴらごめんだけど、自由なひとりの楽しみとしての手づくりは、今後も地道に追求していきたい!

 

母が買ってきたこの本をの型紙をベースにつくってます。

f:id:ikinoco:20170220201800j:image

娘4ヶ月

「娘3ヶ月」を書いたあと、お正月やら風邪やら娘の成長やらでさっそくリズムは崩れ、立て直しが必要になった。

もともと夜はよく寝る代わりに昼にあまり寝なかったのがますます寝なくなってきた。下手したら朝8時に起きて、夜19時まで昼寝無しなんてこともある。授乳後にうとうとするのでそのままそーっと寝かしつけようと思っても1分くらいで起きる。あくびやグズっとした瞬間を見逃さず、抱っこするとニッコリ。そのまま30分くらいトントンして寝かせようと粘ってもますますパッチリ。ベビーカーや抱っこ紐で外出すれば寝てくれる確率が高いのだけれど、なんせ止まると起きるor泣くので寝るまでに1時間、寝てから1時間と、延々歩き続けることになる。ベビーカーはまだしも抱っこ紐だとさすがに疲れてしまって、帰る頃には私が眠いよ…。というかそもそも昼寝をしてほしいのはその間に家事を済ませたいからであって、散歩で寝てくれても意味がないのよね……と思っていたのだけれど、松田道雄の名著『育児の百科』を読んでいたら「赤ん坊の人生を充実させてやらなければならない」的な一節があり、私が家事をしたい(しなきゃ)と思うばかりに、家はきれいになるかもしれないが、娘の人生の充実をないがしろにしているのかもと目が覚めるような気持ちになった。別に家事など完璧にこなせなくても娘がニコニコしている方がいいじゃないかと、ある意味気が楽になったりもした(家が片付かないストレスはあるのだが……)。

こっちがリズムをつかみ始めて楽になったなあと思った頃には赤子が次の段階に突入していてまた振り出しに戻る。子育てはひたすらこの繰り返しなんだろうな。それは大変でもあるけれど平常心を保つ修行のようで楽しくもある。

 

そんでもって先日、認可保育所の結果通知があり、まあ予想通りというべきか内定に至らなかった。激戦区の中でも激戦エリアの園を希望しており、双方がフルタイム満点とはいえそんな家庭がわんさかいるわけで、同点の場合の優先項目を見ると我が家に有利な項目が特に無いのでまあこれ無理だろうな〜と思っていたものの、実際に落ちるとやっぱりへこむ。二次調整の相談で区役所に行ったら、取材の人が出待ちをしていて、私もそれは語りたいことがたくさんあったけれど、私の前の人も語り尽くせぬ思いがあって(当然だ)長くなりそうだったので、スルーっと帰ってきた。

認証保育園も選考基準がよくわからないので入れる保証はないし(連絡待ち)、どうするんだろうな全部落ちたら。あはははは。認証の合否システムについても言いたいことがものすごくあるわけだけど、ひとつだけにしぼると、全体的に超非効率!!!!

 

保育園にまつわる、親や保育所職員や行政の職員の無駄な労力をもっと生産的なものに費やしたいものだと心の底から願って今日のところは寝ます。。。

コメディ砂漠

今日、何気なくhuluの2016年海外ドラマランキングを見たら、あまりに見たことのない(もちろん存在は認識しているが食指が動かない)ドラマばかりで愕然とした……。見たことあるのは6、9、13、19。完走したのは6,19のふたつだけだ。

 

f:id:ikinoco:20170116232534p:plain

f:id:ikinoco:20170116232547p:plain

 

そして、20位まであるというのに、コメディが全然入っていない…!分かってはいたけど日本における海外コメディドラマ人気のなさを見せつけられた気分。。。NETFLIXのランキングだとどうなっているんだろう。気になる。

むしろそんな逆境(?)の中、HBOを独占配信してシリコンバレーやVEEP配信してくれてありがとうhulu…と感謝の気持ちがふつふつ…。まあゲーム・オブ・スローンズが2位と頑張っているからいいよね。私はたぶん…当分見ないけど…。

この結果に懲りずに今後もシリコンバレーの新シーズン開始の折には配信してほしいし、他局だけどモダンファミリーやビッグバンセオリーも見捨てないでほしいし、コミ・カレ!は復活させてほしいし、そしてSNLの新シーズンをトランプ就任に合わせてなるはやで配信しておくれ〜〜〜〜〜〜。

 

余談ではあるが先日「ハンニバル」を見ながら娘をあやしている夫に「何が楽しくてそんな猟奇殺人ものを見るのか」と言ったところ、「そっちこそなんでそんなコメディばっか見ているのか。『お!バカんす家族!』ってなんだよこれこそ何が楽しいのか」と言われぐうの音も出なかった…。わ、わたしはクリヘムの勇姿が見たかっただけなんだ…。

風邪ひいた

正月明け早々に、産後初めての風邪。やっちまった感。しかしたとえ体調が悪くとも育児に休みはないのだよね…。分かっていたけどつらい。

 

土曜日だけどあいにく夫は出勤日。たまたま連絡をくれた友達に風邪で寝込んでると言ったところ、子守に来てくれると申し出てくれた。ちょうどhuluでビッグバンセオリーのシーズン7が配信されたところで、それを観ながら子守してるから構わんよという(私も彼女もシットコム好き)。天使かな。

風邪をうつさないように私は寝室にこもり、授乳の時だけ天の岩戸を開ける感じで乗り切った。本当にありがたくて泣けた。

 

今日は夫が休みだったので、家事育児のすべてを丸投げして寝させてもらった。授乳はミルクを使いつつ、乳腺炎を避けるために、2回に1回は母乳にする感じで。とにかく寝続けて、だいぶ体調復活したところ。

風呂入れも夫に任せたのだが、ベビーバスを卒業してから、夫ひとりで風呂に入れるのは何気に初めてで(普段はバトンタッチ制)、大丈夫かなあと思っていたら娘のけたたましいギャン泣きと、ドタバタ音。さすがに心配になって、そーっと天の岩戸を開け(しつこい)様子を見に行ったら、リビングに脱ぎ捨てられた夫と娘の服が…。

私はいつも、脱衣スペースにクッションとハロゲンヒーターをおいて、そこで脱ぎ着をさせていると説明したはずなのだけど(しかも脱衣スペースにクッションとヒーターは用意されてたにもかかわらず)なぜかリビングでお互い全裸になり風呂までダッシュし、娘寒さと驚きで泣いた模様…。その後もギャン泣きは続いていたけれど、まあ時すでに遅し、いいや、と思って私はひとり寝室に戻り、夫と娘の必死の全裸ダッシュを想像して暗闇の中で声を出して笑った。ついでに、なんとか娘に服を着せて寝室に現れた夫は私のバスローブを着ており、その姿がパッツパツのつんつるてんで、また笑った。

 

今年の目標は「人にも自分にも優しく」