雑記帖

娘と猫と海外ドラマを愛するOLのブログ

娘2ヶ月

めずらしくすんなり娘が寝てくれてぽっかり空き時間ができ、ブログ更新でもするかと思ったら、ASKA特需ではてなが繋がりにくくなっていた。

…とまあ、そんな世界で迎えた娘2ヶ月。

徐々に眠るでもなく泣くでもなくひとりでぼーっとする時間が増えてきて成長を感じている。

夜は一度寝かしつけたら5時間は連続で寝てくれるので、こちらもまとまって寝ることができだいぶ体が楽になった。さすがに7時間連続で寝られると少し心配になるけれど(あと乳がだだ漏れして困る)。その分昼に全然寝てくれなくなって疲労困憊だけど、そういう時は無理に寝かせようと思わずに、いっそ散歩に出かけてしまえば楽だということが分かってきた。

それから特筆すべきは笑顔。2ヶ月まであと1週間、というあたりから突然ニヘラと笑うようになり、日を追うごとにその回数が増えつつある。最初は笑い方もぎこちなくて、たけしみたいなニヒルな笑いだったが、だんだんかわいらしく笑えるようになってきた。でもまだ笑いをコミュニケーションの手段としてうまく使いこなせてない節があり、う○こをした後に今日いちばんの笑顔を見せたりする。先日娘をお風呂に入れていたら突然にっこり笑ったのでキューン!としていたら、底から…(以下自粛)

こちらとコミュニケーションをとろうとしているのか否か分からなくても、笑顔を向けられると無条件で「か、かわいいいいいいい〜〜〜〜〜!」

f:id:ikinoco:20161129000348j:image ©️はるな檸檬「れもん、うむもん!」

…となってしまうのだから、我ながらちょろいものだと思う。

最近は夫の仕事が超繁忙期で日付が変わってから帰宅する日々が続いており、ほぼワンオペ育児状態。体力的にというよりは精神的に結構辛いのだけど、笑顔だったりクーイングだったりと、徐々に娘と意思疎通ができる気配がでてきているのが救いになっている。

でも…そろそろ…いい加減に…繁忙期終わってくれ〜〜〜!!!!繁忙期になりそうなの見越して母の来訪に合わせて祖母宅に避難したのに、帰って来ても繁忙期終わるどころかますます忙しくなっとるやないか〜〜〜い!!!ゼエゼエ…

 

明後日はいよいよ予防注射です。副反応怖いな〜。猫が不調でも結構動揺するので、娘が辛そうに泣いたりしたらかなり動揺してしまいそうだ。でも母は強くならなければ。

娘1ヶ月

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娘、無事1ヶ月を迎えた。

 

毎日授乳とおむつ替えと寝かしつけしかしていないのに、なんだか1ヶ月がものすごく濃い。スヤスヤ寝すぎて困るなあと悩んでいたら、今度は全然寝なくて疲労困憊して、すわ、これが魔の3週目!とびびるもまたスヤ子になったりと状態が定まることはない。うんこの色緑すぎる?とか、乳児性湿疹どうしたら収まる?とか悩みも日々尽きない。要するに傾向を把握し予測することは不可能だし、「今日の悩みは明日には解決して、また違う悩みが生まれる(友達談)」ということを受け入れるしかないのだ。

 

そんな中でも

・体重は1kg以上増えてぷくぷくしてきた

・徐々に目が見えてきたのか、抱っこしている人の顔をじっと見て目で追うようになった

・夜は授乳で3〜4時間ごとに起きるものの、すんなり寝るようになったのでだいぶ楽

・ついでに私の胸のひどい張りもあっけなく2週間ほどで受注生産制に移行した

……と、新生児期から着実に成長もしている、はず(今、夜スヤスヤと寝ているのも一時的なものかもしれないけれど…)。

 

退院からずっと(夫が育休を取った1週間を除いて)、狭いわが家に泊まり込み、家事を一手に引き受けてくれた母が帰ってしまって1週間。まだそれほど外出もできない中で、1人だけで娘と向き合っていると、ぐずり続ける日は特にどうしても辛くなる。

赤子に振り回されて思い通りになど進まない毎日の中で、使った食器はその日のうちに洗ってしまうとか、寝る前にリビングを片付けて朝を迎えるとか、ものを定位置にきちんと収納するとか、そうした小さな習慣をひとつひとつ片付けていくことが心の平穏を保ってくれるということに気付いた。そんなわけで出産前の自分では想像もできなかったほどに、家事を積極的にやるようになった(ものすごくレベルの低い話で申し訳ない…)。

母が我が家に住み込んでいる間に台所の収納をどんどん改良してくれたので(私はAmazonで母がほしいといった収納グッズやキッチン用品をがんがんポチる係。これもなんかしらんが何か成し遂げた気分になれた。中でも大木製作所のまな板掛けはめちゃくちゃ優秀だったので大きな声でおすすめしたい)、日々の家事も格段にやりやすくなっている。収納に紙袋が再利用されていたりと、オカン節約術が発揮されてそこはかとなく貧乏臭くなっているところは玉に傷だけれど、じゃあ今までのがちゃがちゃな状態がおしゃれなのかい?と問いかけられると何も言えない。なんだかんだ便利なのでそのまま使ってしまっている。。。

逆に言うとこれまでどんなに部屋がとっ散らかっていても(もちろん気分のよいものではないけれど)それほど疲弊しなかったのは、仕事とか別の部分で達成感や充実感が得られていたからなのかもしれない、と思ったりする。

 

それでも夫が帰って来ると本当にほっとする。ギャン泣きする娘を嬉々としてあやしてくれる人がいることのなんとありがたいことか。

寝るまでの間、私は授乳以外の赤子の世話のすべてを夫に丸投げして(時には授乳も丸投げして)、せっせと皿を洗ったり洗濯物をたたんだりしている。夫は悪いと思うらしく「代わろうか?」と声をかけてくれるのだが、夫にとって娘をあやすのが癒しであるように、私にとってはこれが癒しなのだ。そんなことが自分の身に起きるとは思っていなかった。独身時代は鍋にカビを生やしたり、ベッドからマヨネーズが出てきて彼氏(現・夫)をぎょっとさせた女である。そんな私でも、皿や服がきれいになって定位置にしまわれるのは気持ちいいということが、ようやく行動を伴って腹に落ちたのだ。何よりそこには明確なゴールがある。それがいい。

 

人の親(つまりきちんとした人間)になんてなれるのかなあと思っていたけれど、どうやら人生まだまだ可能性が開けている。

パンドラの箱おっぱい

娘が生まれてから1週間とちょっと。1週間検診で体重を計ったら、完全母乳で1日60g増加している順調っぷりでひとまずほっとする。入院中は20分授乳して、かつ3日目まではミルクを足していたのに、退院後、あまりにスヤスヤと寝つづけて、こちょこちょ責め、風責め(服をパタパタ、おむつを変えてみる)、水責め(濡れガーゼで顔を拭く)とあらゆる手を使って起こしてもなかなか起きず、やっと起きても10分も飲んだらスヤァと寝てしまい、母乳足りてるのか不安でいっぱいだったけれど、どうやら私の母乳量も、娘の吸引力もアップしてる様子。日々成長。

 

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なんといっても語るべきは我が乳。乳については長年コンプレックスを持ち続けていたので、根拠なく自分は乳の出が悪いタイプなのではないかと思っていたけれど、幸運にもかなり出がよい方らしい。十数年来付き合ってきた堂々たる?微乳は、今や立派な巨乳となり、個人的にものすごい違和感。とはいえ青筋ムキムキ、その固さ岩のごとく、色気のかけらもない我が乳を見ながら、母乳マシーン(cf:マッドマックス)になりきっているなとしみじみする日々である。

娘はスヤスヤよく寝るし、体重も順調に増えているので、毎度律儀に3時間おきに起こさなくてもいいのかな…と思いつつも、娘の状態はともあれ、私の乳が張るので痛くて目が覚めてしまう。友達が搾乳機を貸してくれたので、辛い時は搾乳で張りを押さえることもできるけれど、絞りすぎると余計に生産を促してしまうのだ。一度このマシーンを稼働させてしまったら、永遠に与え続けることでしか鎮まらない。終わりがないゲームに強制参加させられてしまったような気分。

しばらくしたらこの張りともうまく付き合えるようになるのだろうか。2〜3カ月でましになるという情報もある(結構先だな…)けれど、授乳間隔が空いた時の張りが痛すぎて、早くも仕事復帰や断乳が怖いよ。

娘誕生

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予定日ぴったりに娘が生まれた。

陣痛が本格的になってから3時間半、分娩室に入ってからは45分でひねり出した、いわゆる安産でした(微弱陣痛が2日続いたりして、十分辛かったけど…)。

今は、娘かわいい+股・尻・乳首痛いが思考の9割を占めていますが元気です。

ああ娘かわいいよ娘、しかしあちこち痛いよ。

 

目を使わないなんて無理

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うそかまことか、安産のためにはあまり目を使わない方がよいという助産師の言葉が頭の片隅にあって、なるべくパソコン、スマホから離れてみんとするのだが、やっぱり暇!超・暇!ブルーライトよりはましかもしれないけれど、読書だって目を使うことになるわけだよね、とyoutube志ん朝の落語を聞いていたら、なぜか自分までどんどんべらんめえ口調になってしまっているんである。しかも聞きながら結局スマホをいじってしまい、話の筋が分からなくなったりして本末転倒感。

 

予定日まで1週間を切り、なんとなくひとりでの遠出もはばかられて近所をうろうろと散歩する毎日にクサクサしているのか、気付くと旅の本ばかり買っている。

徒歩圏によい感じの個人書店がオープンしたことは知っていたものの、駅とは反対方向なのでなかなか行く機会がなかったのが、ここのところ暇さもありぷらりと歩いていったら、まあなんというか品揃えも雰囲気も、押し付けがましくなく、しかしほどよい店主の主張もあって、いやあこれは本屋が好きな人のつくった本屋だねえまったくという感じで、通いつめては営業応援!という言い訳をしながら1冊、また1冊と本を買ってしまう日々(しかし弊誌は置いておらず…まあ売れないよねそうだよねと悲しみをこらえ)。

赤子のグッズなどを収納するスペースをつくるために本を積極的に捨てなければいけないというのに、まったくもって逆行してるってえのはいったいどういうことだい?えぇ?しょうがないねえ…って、私の中の志ん朝がツッコミを入れてくるよ。

 

***

 

39w4d

ひと駅隣の町まで夫と電車で出かけ、おいしいサンドイッチを食べて、寄り道などしつつ1時間半くらいかけて歩いて帰って来た。しかし、なんだか夫の歩く速度が遅い。臨月の妻を気遣ってのことかと思いきや、どうやら単に疲れているらしい…。体力なさすぎだろう…。ずっとバスケをやっていたとはいえ、所詮、平らな土地で産まれたシティボーイ。万年帰宅部だけど、毎日山を登り下りしていた私の脚力には叶わない(ドヤ顔)。帰宅してトイレに行ったところ、おしるしらしきものあり。しかし陣痛的なものはないので病院に電話だけしてとりあえず待機。1時間に1回ほど下腹部がずーんと痛むけど、するってぇとこれは何かい、前駆陣痛ってやつかい?えぇ?(志ん朝

お産のバトン渡された

赤子との邂逅よりひと足先に自分の誕生日を迎えた先日、予定日が2日違いで、妊娠初期から励まし合ってきた友達が出産した。

朝6時に友達から「お誕生日おめでとー」とLINE。

こちらもぱっちり目が覚めていて朝からラザニアを焼いていた(イタリアの主婦か!と友達に突っ込まれた)ので「ありがとーお互い朝早いね」と返信したところ

「実は、今陣痛きて入院してる」と。

なんだその余裕。ソフロロジーか。陣痛中はあまり目を使うとよくないと聞くので、いろいろ質問攻めにしたいのをぐっとこらえ、おおがんばって!報告を待つ!と送り出す。ソワソワ。

 

20時頃「一仕事終えた」とLINE来る。2500グラムの男の子。

ああ本当によかった。生まれたてしわしわの赤ちゃんの写真を見るだけで涙がぶわっ。

かわいいねえ。こんなもうどこから見ても立派な人間が数時間までおなかにいたのだなあ。がんばって出てきたんだねえ。誕生日一緒だね。いつか合同誕生日会しようね。

LINEで会話しながらお互い泣く(ホルモン)。

無事生まれたのは何より嬉しいけれど、仲間がいちはやく向こう側に行ってしまって少し心細いような気持ちもある。仕事から帰ってきた夫と誕生日パーティーの残りのケーキにろうそくを立ててささやかにお祝いした(深夜だけどもちろん食べるよ)

***

39w0dメモ

前駆陣痛もおしるしも兆候的なものは特にないけれど、ずっとclosedと書かれていた子宮口は今日の健診で1.5cmに。ちょっと近づいてきた感。もっぱら私の関心ごとはマタニティスイミングにいつまで行けるかなのだけどこればっかりは分からないよなー。万が一外出先で破水した時のために産後パットを持ち歩く日々。介護用おむつがよいというネット情報もあったけど、さすがにでかくて買うのを躊躇してしまった

妊娠中に買ったもの(自分用)

●マタニティインナー

www.muji.net

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妊娠して早々に買ったのが下着でした。初期のつわりから何とか楽になりたくて、とにかく体を締め付ける存在を徹底的に排除した結果、まだ腹も乳もそれほど出ないうちからマタニティインナーを愛用することになりましたが、どうせ買うことになるのであれば早く買って損はなかったな、という感想。これを両方身につけた時の色気のなさには「おばはんの階段登ったな…」と静かに打ちのめされるものがありましたが、おなかをすっぽり覆ってくれる安心感は何ものにも代え難いです。カップ付きタンクトップは産後も使える。無印良品は安からず高からずですが、最寄りの西友で思い立った時に24h買えるので愛用していました。

夏になってからはユニクロでブラトップも買い足しました。無印のカップ付きタンクトップよりもホールド力は高いです。

www.uniqlo.com

ところで。こうして過ごしてみるとブラをしない生活って本当に楽……。産休に入ってからは化粧もほとんどしないし、こうして女の甲冑(©ジェーン・スー)をひとつずつ脱いでいくのかと思い、切なくもある(しかし、しまおまほによると、母親の甲冑というものがまた別であるそうだ)。

 

www.muji.net

いくら伸びるとはいえ、ブラックタイツもおなか周りがきつくなってきたので、マタニティタイプのストッキングも購入してみましたが、これは失敗でした。おなか周りはゆったり、足部分は着圧、のバランスが悪いのか、どんどん股がずり落ちてきてしまって2回くらい履いて捨ててしまいました(今口コミみたらまさにそう書いてあったわ…)。

 

●妊娠線予防

妊娠が判明して、浅い知識の中で最初に思いつくのが妊娠線予防。専用のクリームを買った方がいいのかな?と思ったものの、要は保湿すればいいんだろ保湿、ということで、正確には買ったわけではなく、夫が整髪用?に買ったものの使わなくなって放置されていたアルガンオイルを勝手に拝借しました。週2〜3回、思い出した時に塗るか塗らないかのずぼら妊婦でしたが、今のところ妊娠線はできてません。乾燥する冬じゃなかったのが幸いしただけかもしれません……。

www.johnmasters-select.jp

 

●マタニティ服

もともとハイウエストの服が好きだったこともあって、ウエストの太さがさほど変わらない妊娠中期までは、普通のスカートを一番上のホックを止めないなどして履き続けていたので、いわゆるマタニティ服はほとんど買っていません。

唯一買ってみたのはこれくらいでしょうか…。

www.muji.net

ウエストのところがゴムで調整できるし、おなかはすっぽり覆われるし、履き心地も悪くはなかったものの、もともと短め丈のトップスを好んでよく着ていたこともあり、この腹巻き部分を隠せるトップスが皆無に等しくて全然活躍できず…(ベージュだからよりじいちゃんの腹巻き感が出てしまう)。

妊娠後期になると、もう締め付けるのは一切イヤーヨ!!!という気持ちになってワンピースやウエストゴムのスカートばかり着ていたので、このズボンは数回着ただけで出番が終わってしまいました。

 

マタニティ服ではないものの、instagramで見かけて後期で買い足した、itのフレアスカートは大活躍中。私はすでに販売されていないギンガムチェックのスカートを買ったのですが(ウエストのリボンもない)、それに限らずどのスカートもだいたいウエストがゴムだし、丈も長めで冷え対策にもよく、布もたっぷり、ポケットもついていて安心感があります。形もきれいで「ザ・マタニティ!ほっこり妊婦!」って感じにならないのもいい(と自分では思っているけど現実はどうか……)。

it-it.stores.jp

 

あとはもうひたすらワンピース。ワンピースは最高!正義!

妊娠してから新たに購入するのであれば、前空きタイプ(シャツワンピースなど)は産後の授乳にも対応できて便利だそうです。初期には自分がいつかは授乳をするのだという発想がまったくなく、かわいさでしか見ていなかったので、早めに指摘してくれる友達がいてよかった……(かつシャツワンピースは、おなかが大きくなってからも、仕事でもほどよいきちんと感を出せるので重宝しました)。とはいえ妊娠中はボタンなしでぺろっとかぶれるワンピースがなにより楽ちんなんだけど。

 

***余談***

いくら雑誌で秋冬ファッションが紹介されようが、「今デブスだし…(10kg増で顔ぱんぱん)」という気分でまったく買い物モチベーションのわかない昨今ですが、プチプラならよいかと、先述のスカートに合わせて秋色のニットを買いました!1900円と安いのに生地も張りがあって形も今っぽく、ユニクロがんばってるな〜!と思ったものの……

www.uniqlo.com

誤算は、妊娠後期になってから超汗っかき(特に首周り)になっていた我が身。

「今日はちょっと涼しいし秋色ニット♡」などとどこぞのファッション誌の着回し1週間的な台詞を吐きながら、ハイネックセーターを着ようものなら首周りが汗でぐっしょり。全然おしゃれじゃない……。むしろかっこわるい……。

冬でも室内ではノースリーブ♡みたいなおしゃれ人もいらっしゃるようだけど、そんな気概も私にはないし、このニットをスマートに着こなせる日は来ないのではないかという気がするのであります。ただただ無念であります。