雑記帖

娘と猫と海外ドラマを愛するOLのブログ

娘1ヶ月

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娘、無事1ヶ月を迎えた。

 

毎日授乳とおむつ替えと寝かしつけしかしていないのに、なんだか1ヶ月がものすごく濃い。スヤスヤ寝すぎて困るなあと悩んでいたら、今度は全然寝なくて疲労困憊して、すわ、これが魔の3週目!とびびるもまたスヤ子になったりと状態が定まることはない。うんこの色緑すぎる?とか、乳児性湿疹どうしたら収まる?とか悩みも日々尽きない。要するに傾向を把握し予測することは不可能だし、「今日の悩みは明日には解決して、また違う悩みが生まれる(友達談)」ということを受け入れるしかないのだ。

 

そんな中でも

・体重は1kg以上増えてぷくぷくしてきた

・徐々に目が見えてきたのか、抱っこしている人の顔をじっと見て目で追うようになった

・夜は授乳で3〜4時間ごとに起きるものの、すんなり寝るようになったのでだいぶ楽

・ついでに私の胸のひどい張りもあっけなく2週間ほどで受注生産制に移行した

……と、新生児期から着実に成長もしている、はず(今、夜スヤスヤと寝ているのも一時的なものかもしれないけれど…)。

 

退院からずっと(夫が育休を取った1週間を除いて)、狭いわが家に泊まり込み、家事を一手に引き受けてくれた母が帰ってしまって1週間。まだそれほど外出もできない中で、1人だけで娘と向き合っていると、ぐずり続ける日は特にどうしても辛くなる。

赤子に振り回されて思い通りになど進まない毎日の中で、使った食器はその日のうちに洗ってしまうとか、寝る前にリビングを片付けて朝を迎えるとか、ものを定位置にきちんと収納するとか、そうした小さな習慣をひとつひとつ片付けていくことが心の平穏を保ってくれるということに気付いた。そんなわけで出産前の自分では想像もできなかったほどに、家事を積極的にやるようになった(ものすごくレベルの低い話で申し訳ない…)。

母が我が家に住み込んでいる間に台所の収納をどんどん改良してくれたので(私はAmazonで母がほしいといった収納グッズやキッチン用品をがんがんポチる係。これもなんかしらんが何か成し遂げた気分になれた。中でも大木製作所のまな板掛けはめちゃくちゃ優秀だったので大きな声でおすすめしたい)、日々の家事も格段にやりやすくなっている。収納に紙袋が再利用されていたりと、オカン節約術が発揮されてそこはかとなく貧乏臭くなっているところは玉に傷だけれど、じゃあ今までのがちゃがちゃな状態がおしゃれなのかい?と問いかけられると何も言えない。なんだかんだ便利なのでそのまま使ってしまっている。。。

逆に言うとこれまでどんなに部屋がとっ散らかっていても(もちろん気分のよいものではないけれど)それほど疲弊しなかったのは、仕事とか別の部分で達成感や充実感が得られていたからなのかもしれない、と思ったりする。

 

それでも夫が帰って来ると本当にほっとする。ギャン泣きする娘を嬉々としてあやしてくれる人がいることのなんとありがたいことか。

寝るまでの間、私は授乳以外の赤子の世話のすべてを夫に丸投げして(時には授乳も丸投げして)、せっせと皿を洗ったり洗濯物をたたんだりしている。夫は悪いと思うらしく「代わろうか?」と声をかけてくれるのだが、夫にとって娘をあやすのが癒しであるように、私にとってはこれが癒しなのだ。そんなことが自分の身に起きるとは思っていなかった。独身時代は鍋にカビを生やしたり、ベッドからマヨネーズが出てきて彼氏(現・夫)をぎょっとさせた女である。そんな私でも、皿や服がきれいになって定位置にしまわれるのは気持ちいいということが、ようやく行動を伴って腹に落ちたのだ。何よりそこには明確なゴールがある。それがいい。

 

人の親(つまりきちんとした人間)になんてなれるのかなあと思っていたけれど、どうやら人生まだまだ可能性が開けている。

パンドラの箱おっぱい

娘が生まれてから1週間とちょっと。1週間検診で体重を計ったら、完全母乳で1日60g増加している順調っぷりでひとまずほっとする。入院中は20分授乳して、かつ3日目まではミルクを足していたのに、退院後、あまりにスヤスヤと寝つづけて、こちょこちょ責め、風責め(服をパタパタ、おむつを変えてみる)、水責め(濡れガーゼで顔を拭く)とあらゆる手を使って起こしてもなかなか起きず、やっと起きても10分も飲んだらスヤァと寝てしまい、母乳足りてるのか不安でいっぱいだったけれど、どうやら私の母乳量も、娘の吸引力もアップしてる様子。日々成長。

 

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なんといっても語るべきは我が乳。乳については長年コンプレックスを持ち続けていたので、根拠なく自分は乳の出が悪いタイプなのではないかと思っていたけれど、幸運にもかなり出がよい方らしい。十数年来付き合ってきた堂々たる?微乳は、今や立派な巨乳となり、個人的にものすごい違和感。とはいえ青筋ムキムキ、その固さ岩のごとく、色気のかけらもない我が乳を見ながら、母乳マシーン(cf:マッドマックス)になりきっているなとしみじみする日々である。

娘はスヤスヤよく寝るし、体重も順調に増えているので、毎度律儀に3時間おきに起こさなくてもいいのかな…と思いつつも、娘の状態はともあれ、私の乳が張るので痛くて目が覚めてしまう。友達が搾乳機を貸してくれたので、辛い時は搾乳で張りを押さえることもできるけれど、絞りすぎると余計に生産を促してしまうのだ。一度このマシーンを稼働させてしまったら、永遠に与え続けることでしか鎮まらない。終わりがないゲームに強制参加させられてしまったような気分。

しばらくしたらこの張りともうまく付き合えるようになるのだろうか。2〜3カ月でましになるという情報もある(結構先だな…)けれど、授乳間隔が空いた時の張りが痛すぎて、早くも仕事復帰や断乳が怖いよ。

娘誕生

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予定日ぴったりに娘が生まれた。

陣痛が本格的になってから3時間半、分娩室に入ってからは45分でひねり出した、いわゆる安産でした(微弱陣痛が2日続いたりして、十分辛かったけど…)。

今は、娘かわいい+股・尻・乳首痛いが思考の9割を占めていますが元気です。

ああ娘かわいいよ娘、しかしあちこち痛いよ。

 

目を使わないなんて無理

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うそかまことか、安産のためにはあまり目を使わない方がよいという助産師の言葉が頭の片隅にあって、なるべくパソコン、スマホから離れてみんとするのだが、やっぱり暇!超・暇!ブルーライトよりはましかもしれないけれど、読書だって目を使うことになるわけだよね、とyoutube志ん朝の落語を聞いていたら、なぜか自分までどんどんべらんめえ口調になってしまっているんである。しかも聞きながら結局スマホをいじってしまい、話の筋が分からなくなったりして本末転倒感。

 

予定日まで1週間を切り、なんとなくひとりでの遠出もはばかられて近所をうろうろと散歩する毎日にクサクサしているのか、気付くと旅の本ばかり買っている。

徒歩圏によい感じの個人書店がオープンしたことは知っていたものの、駅とは反対方向なのでなかなか行く機会がなかったのが、ここのところ暇さもありぷらりと歩いていったら、まあなんというか品揃えも雰囲気も、押し付けがましくなく、しかしほどよい店主の主張もあって、いやあこれは本屋が好きな人のつくった本屋だねえまったくという感じで、通いつめては営業応援!という言い訳をしながら1冊、また1冊と本を買ってしまう日々(しかし弊誌は置いておらず…まあ売れないよねそうだよねと悲しみをこらえ)。

赤子のグッズなどを収納するスペースをつくるために本を積極的に捨てなければいけないというのに、まったくもって逆行してるってえのはいったいどういうことだい?えぇ?しょうがないねえ…って、私の中の志ん朝がツッコミを入れてくるよ。

 

***

 

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ひと駅隣の町まで夫と電車で出かけ、おいしいサンドイッチを食べて、寄り道などしつつ1時間半くらいかけて歩いて帰って来た。しかし、なんだか夫の歩く速度が遅い。臨月の妻を気遣ってのことかと思いきや、どうやら単に疲れているらしい…。体力なさすぎだろう…。ずっとバスケをやっていたとはいえ、所詮、平らな土地で産まれたシティボーイ。万年帰宅部だけど、毎日山を登り下りしていた私の脚力には叶わない(ドヤ顔)。帰宅してトイレに行ったところ、おしるしらしきものあり。しかし陣痛的なものはないので病院に電話だけしてとりあえず待機。1時間に1回ほど下腹部がずーんと痛むけど、するってぇとこれは何かい、前駆陣痛ってやつかい?えぇ?(志ん朝

お産のバトン渡された

赤子との邂逅よりひと足先に自分の誕生日を迎えた先日、予定日が2日違いで、妊娠初期から励まし合ってきた友達が出産した。

朝6時に友達から「お誕生日おめでとー」とLINE。

こちらもぱっちり目が覚めていて朝からラザニアを焼いていた(イタリアの主婦か!と友達に突っ込まれた)ので「ありがとーお互い朝早いね」と返信したところ

「実は、今陣痛きて入院してる」と。

なんだその余裕。ソフロロジーか。陣痛中はあまり目を使うとよくないと聞くので、いろいろ質問攻めにしたいのをぐっとこらえ、おおがんばって!報告を待つ!と送り出す。ソワソワ。

 

20時頃「一仕事終えた」とLINE来る。2500グラムの男の子。

ああ本当によかった。生まれたてしわしわの赤ちゃんの写真を見るだけで涙がぶわっ。

かわいいねえ。こんなもうどこから見ても立派な人間が数時間までおなかにいたのだなあ。がんばって出てきたんだねえ。誕生日一緒だね。いつか合同誕生日会しようね。

LINEで会話しながらお互い泣く(ホルモン)。

無事生まれたのは何より嬉しいけれど、仲間がいちはやく向こう側に行ってしまって少し心細いような気持ちもある。仕事から帰ってきた夫と誕生日パーティーの残りのケーキにろうそくを立ててささやかにお祝いした(深夜だけどもちろん食べるよ)

***

39w0dメモ

前駆陣痛もおしるしも兆候的なものは特にないけれど、ずっとclosedと書かれていた子宮口は今日の健診で1.5cmに。ちょっと近づいてきた感。もっぱら私の関心ごとはマタニティスイミングにいつまで行けるかなのだけどこればっかりは分からないよなー。万が一外出先で破水した時のために産後パットを持ち歩く日々。介護用おむつがよいというネット情報もあったけど、さすがにでかくて買うのを躊躇してしまった

妊娠中に買ったもの(自分用)

●マタニティインナー

www.muji.net

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妊娠して早々に買ったのが下着でした。初期のつわりから何とか楽になりたくて、とにかく体を締め付ける存在を徹底的に排除した結果、まだ腹も乳もそれほど出ないうちからマタニティインナーを愛用することになりましたが、どうせ買うことになるのであれば早く買って損はなかったな、という感想。これを両方身につけた時の色気のなさには「おばはんの階段登ったな…」と静かに打ちのめされるものがありましたが、おなかをすっぽり覆ってくれる安心感は何ものにも代え難いです。カップ付きタンクトップは産後も使える。無印良品は安からず高からずですが、最寄りの西友で思い立った時に24h買えるので愛用していました。

夏になってからはユニクロでブラトップも買い足しました。無印のカップ付きタンクトップよりもホールド力は高いです。

www.uniqlo.com

ところで。こうして過ごしてみるとブラをしない生活って本当に楽……。産休に入ってからは化粧もほとんどしないし、こうして女の甲冑(©ジェーン・スー)をひとつずつ脱いでいくのかと思い、切なくもある(しかし、しまおまほによると、母親の甲冑というものがまた別であるそうだ)。

 

www.muji.net

いくら伸びるとはいえ、ブラックタイツもおなか周りがきつくなってきたので、マタニティタイプのストッキングも購入してみましたが、これは失敗でした。おなか周りはゆったり、足部分は着圧、のバランスが悪いのか、どんどん股がずり落ちてきてしまって2回くらい履いて捨ててしまいました(今口コミみたらまさにそう書いてあったわ…)。

 

●妊娠線予防

妊娠が判明して、浅い知識の中で最初に思いつくのが妊娠線予防。専用のクリームを買った方がいいのかな?と思ったものの、要は保湿すればいいんだろ保湿、ということで、正確には買ったわけではなく、夫が整髪用?に買ったものの使わなくなって放置されていたアルガンオイルを勝手に拝借しました。週2〜3回、思い出した時に塗るか塗らないかのずぼら妊婦でしたが、今のところ妊娠線はできてません。乾燥する冬じゃなかったのが幸いしただけかもしれません……。

www.johnmasters-select.jp

 

●マタニティ服

もともとハイウエストの服が好きだったこともあって、ウエストの太さがさほど変わらない妊娠中期までは、普通のスカートを一番上のホックを止めないなどして履き続けていたので、いわゆるマタニティ服はほとんど買っていません。

唯一買ってみたのはこれくらいでしょうか…。

www.muji.net

ウエストのところがゴムで調整できるし、おなかはすっぽり覆われるし、履き心地も悪くはなかったものの、もともと短め丈のトップスを好んでよく着ていたこともあり、この腹巻き部分を隠せるトップスが皆無に等しくて全然活躍できず…(ベージュだからよりじいちゃんの腹巻き感が出てしまう)。

妊娠後期になると、もう締め付けるのは一切イヤーヨ!!!という気持ちになってワンピースやウエストゴムのスカートばかり着ていたので、このズボンは数回着ただけで出番が終わってしまいました。

 

マタニティ服ではないものの、instagramで見かけて後期で買い足した、itのフレアスカートは大活躍中。私はすでに販売されていないギンガムチェックのスカートを買ったのですが(ウエストのリボンもない)、それに限らずどのスカートもだいたいウエストがゴムだし、丈も長めで冷え対策にもよく、布もたっぷり、ポケットもついていて安心感があります。形もきれいで「ザ・マタニティ!ほっこり妊婦!」って感じにならないのもいい(と自分では思っているけど現実はどうか……)。

it-it.stores.jp

 

あとはもうひたすらワンピース。ワンピースは最高!正義!

妊娠してから新たに購入するのであれば、前空きタイプ(シャツワンピースなど)は産後の授乳にも対応できて便利だそうです。初期には自分がいつかは授乳をするのだという発想がまったくなく、かわいさでしか見ていなかったので、早めに指摘してくれる友達がいてよかった……(かつシャツワンピースは、おなかが大きくなってからも、仕事でもほどよいきちんと感を出せるので重宝しました)。とはいえ妊娠中はボタンなしでぺろっとかぶれるワンピースがなにより楽ちんなんだけど。

 

***余談***

いくら雑誌で秋冬ファッションが紹介されようが、「今デブスだし…(10kg増で顔ぱんぱん)」という気分でまったく買い物モチベーションのわかない昨今ですが、プチプラならよいかと、先述のスカートに合わせて秋色のニットを買いました!1900円と安いのに生地も張りがあって形も今っぽく、ユニクロがんばってるな〜!と思ったものの……

www.uniqlo.com

誤算は、妊娠後期になってから超汗っかき(特に首周り)になっていた我が身。

「今日はちょっと涼しいし秋色ニット♡」などとどこぞのファッション誌の着回し1週間的な台詞を吐きながら、ハイネックセーターを着ようものなら首周りが汗でぐっしょり。全然おしゃれじゃない……。むしろかっこわるい……。

冬でも室内ではノースリーブ♡みたいなおしゃれ人もいらっしゃるようだけど、そんな気概も私にはないし、このニットをスマートに着こなせる日は来ないのではないかという気がするのであります。ただただ無念であります。

36〜37週臨月まっしぐらメモ

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臨月と正産期は同じと思っていたけれど、どうやら臨月というのは1週早い36週からなのね、と気付いたからとてどうということはないのだが。

マタニティスイミングが平日週2、健診が平日週1と、なんとなく週のリズムをつくれてからは、空いたところに予定を入れまくり遊びまくリア充産休生活をすごした36〜37週のメモ。夏の終わりとひとり身生活の終わり*1をせいいっぱい惜しむよ。(BGMは森山直太朗で)

 

***

 

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健診のち、鎌倉の叔父の家へ。毎年15〜17で開催されていた円覚寺の盆踊り。木造の山門をぐるりと囲んで、ただただストイックに踊りまくる雰囲気が大好きで毎年楽しみに行っているのだけど(叔母のつくるおいしいご飯も!)今年もいそいそと駆けつけたところなんと日程が人知れず変更になっており、かつまったくそのような告知はネット上には落ちていないのであった…。「SNSやネットの網の届かないエアスポット、円覚寺(従姉妹談)。」そんなわけで再びリベンジにいざ鎌倉。自分が妊婦であることも忘れて2時間、踊り狂った。すっきり!!

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前日に引き続き叔母のごちそうを食べて、猫とたわむれ至福の時を過ごす。夜には出張から帰って来た叔父合流。病の回復を願って手形足形を奉納する寺の発掘調査?に行ってきたとのこと。そこから話題が発展し、縁切り寺の絵馬画像を皆で黙々と検索、見せ合うなどして盛り上がる。怨念が込められた呪いの絵馬の数々…、胎教に悪いということで中止。最終電車で帰宅するも、車内でクレジットカードを紛失しへこむ。

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あずさに乗って祖母宅へ。祖母・母に顔を見せがてら鍼灸の先生にも通っているのだけれど(妊娠してからは月1)、診療を始めて即「何を食べてたんですか…」と静かに怒られる。ここのところの暴飲暴食からむくみが相当出ていたらしい。「あと少しなんですから、とにかく野菜中心の生活をすること」とたしなめられる…。「で、でも朝・昼はいいですか?多少食べても?」と問いかけ「まあ…いいですよ…」という回答を引き出す(強欲)

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楽しいマタニティスイミングに合わせて帰宅。終了後夫と待ち合わせてランチ。むくみで靴がきつくてたまらずサンダルを持って来てもらう。ランチは欲望をぐっとこらえて野菜のオーブン焼きを選択。しかし阿佐ヶ谷のうさぎやに寄り道してどら焼きを買ったので帳消しか。

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性懲りもなく「出産前に食べたいもの食べるよリスト」を消化しようとする我。友達と待ち合わせて11時半の開店目指してフクナガフルーツパーラーへ!しかしなんと夏季営業時間で15時オープン…。頭の中はフルーツでいっぱいながら、すごすごと引き上げイタリアンでランチ。でもおいしかったから幸せ!食後に滝汗、デブ感がすごい。夕方から同僚と打ち合わせ予定だったので、それまで「ヤングアダルトニューヨーク」を観たり、日比谷公園をぶらぶらして時間を潰す。優雅に公園で読書に興じようとしたけれど、蚊に刺されまくるわ暑いわで、早々に喫茶店に逃げ込んで、またもや性懲りもなく喫茶店名物ジャンボプリンを食べながら同僚を待つ。はるな檸檬の「れもん、うむもん!」を読んで、産後のホルモンで実母と喧嘩しないか本気で心配に。

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クレジットカード再発行手続き(新しいカードが届くのが出産間際…自業自得ながら不便だよ…)のち、楽しいマタニティスイミング。なんと1kmも泳いだ。ぜえぜえ。マタニティスイミングの後はおなかがすいて、ひたすらどこに寄り道してランチをするかを考えてばかりなのだけど(食い意地の固まり)、この日は大人しく帰宅して昼寝した…。

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昨年11月に出産した友達と、その友達のこちらも4月に出産した助産師さんとランチ。助産師さんが私を見て開口一番に「妊婦、かわいいー!」って言ったのがおもしろかった。こんな腹でか、胎動ぐにぐにの時期を懐かしくほほえましく思い出す日が私にもそのうち来るのかな。出産前最後の美容院に行って、本屋をぶらぶらし、大学院研究室時代の集まり@円山町に顔を出す。妊婦がラブホ街をひとりで歩いているとぎょっとした顔で見られたりするのが愉快。さすがに1日アクティブに動きすぎたので早めにお暇したのだが、別れ際、妙齢のおっさんたちが一斉に、我が腹に手を合わせて拝んでくれ壮観。

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いよいよ正産期突入。諸事情あって夫が急遽休みになり一緒に健診へ。ここずっと赤子は顔を腕で隠してまったく見せてくれない。隙間から夫そっくりの鼻が見えるばかりだ。もう4Dエコー見なくていいから安くしてほしい…。ツンだった先生がここにきてだんだん打ち解けてきた(気がする)。間に分娩が挟まったりして待ち時間が長引き、14時すぎにようやく病院を出て、腹ペコで白目をむきながらカレービュッフェに駆け込む。焼きたてナンうますぎか!結果食べ過ぎて夜ご飯を抜く(ダメ妊婦)。

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またまた楽しいマタニティスイミング。なんとなく37wくらいまでしか通えないのかなと思いつつ、病院で「いつまで通っていいですか?」と質問したら「破水するまでOK」と言われた…。初めて参加する曜日。インストラクターの先生によって雰囲気もかなり異なる。水中座禅というのを教わる。水中で息を止めることでいきみの練習になるというのだけど、よく分からない……。産む時に分かるのだろうか。阿佐ヶ谷のgionでナポリタン、東中野のドーカンで友達ふたりと落ち合いジェラートと、今日もよく食べた。

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出産前最後の鍼灸院に。昼は好きなものを食べまくった1週間だったけれど、夜はひたすら野菜を食べていたのが効いたのか、今回は怒られなかった!先生の見立てでは出産予定日は2〜3日ほど遅れるとのこと。当たるか楽しみ。

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またまた性懲りも無く、「出産前に食べたいもの食べるよリスト」消化。会社の先輩とパークハイアットでアフターヌンティー。食べ物は甘〜いが、職場の状況はなかなかに苦い…。私が抜けた分も人は結局補充されていないし、社長の言葉(女性が輝ける会社へ!)と実際の行動が違いすぎる問題に、復帰後どう向き合うべきか。とりあえず保留…。スコーンうまい。

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2月に出産した友達に会いに行く。会う度にすくすく成長する赤子よ…(カワイイ)。Jolly Jumperという器具に吊るされてぴょこぴょこ飛び跳ねているのがたまらぬシュールなかわいさだった。

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自らの出産が近づき、改めて彼女の出産話を聞くと、初産とは思えぬ安産っぷりで(陣痛から4時間ほどで産まれてる)、どうしたらそうなるのかと問いつめる。とりあえずウォーキングとスクワット、会陰マッサージなどはしなければと心に誓う(…といいつつ帰宅後はゴロゴロ)。

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2日前に義母から留守電あり。「ジムが休館日なので、駅から病院/病院から家までの道のりを予習しにそっちまで行こうかなと思うんだけど〜」(義母は携帯を持っていない)。あわてて家を片付け、駅で義母と待ち合わせ。暑苦しい我が家と違い、夫一家は比較的あっさりした関係で、かつ義母は意識して余計な干渉を避けていると思われるのだけれど、あまりにも私たちが連絡しないので、さすがの義母も耐えかねたのかもしれないw。産後は実母に手伝いに来てもらう&夫が1週間休みを取る予定なので、義母にお願いするのはその後かなと思っていたけど、あちらも初孫だもの、本当はいろいろ口出ししたいのだろうな。我が家で簡単なお昼を食べて、購入したベビーベッドやら肌着やらを見せ、保育園入園作戦、義母現役時代の保育園送り迎え戦争エピソードなど、一通りおしゃべりして、安心して(たぶん…)お帰りになった。ふー。義母は小学校教諭としてばりばり働いてきた人で、仕事と育児の両立については我が母よりよっぽど理解があってありがたい。

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2週間アクティブに動きすぎて、久しぶりに家でぐうたらごろごろ。時々おなかが痛くて、これは…前駆陣痛?と思ったものの、ただ下していただけだった。調べるとホルモンの影響で臨月は便通がよくなるものらしい。ホルモンの支配はまだまだ続く。

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健診へ。産まれる気配はまだない。赤子の体重は増えたもののなぜか私の体重が減っていたので調子にのってラーメン+かき氷…。このラーメン屋は病院と駅の間にあるので妊婦に高い確率で遭遇する。皆少し後ろめたそうに静かにラーメンを食べている。

 

***

 

プライムラジオで適当に70〜80年代洋楽ポップスを流しながらこのブログを書いているのだけど、ヒットソングに合わせて腹が動く動く。赤子も腹の中でノリノリなのかと考えるとおかしい。マタニティスイミングで「お母さんが気持ちいい時はおなかの赤ちゃんも気持ちいいんですよ〜」と言われたのを至極都合よく捉えて、自らの「快」を追求しまくった日々だった(夫の「産休を本当に純粋なる休暇だと思っているだろ」と突っ込みをかわしつつ)。刹那な夏だよフーと思っていたけど、こうして読み返すとこれただの強欲な女だよ…。これからはもう少し出産に向けて、粛々と大人しくすごそうと思っている次第(と言いつつ今週末は焼き肉、そして自ら誕生日パーティ、通称バチェラーパーティーを開催予定)。

 

 

*1:そう友達に話したところ「今ふたり身で、産まれたらひとり身に戻るんじゃないの?と突っ込まれた。うむ…確かにな…